難治性癲癇のケース

難治性癲癇のケース

テンプラーナ早期介入療法ホームトレーニング
生後2か月から難治性癲癇
4歳の東京在住の女の子 Tちゃん

毎朝明け方8回から10回の発作がある。専門の病院で調べてもらっても原因は不明とされ、7種類の癲癇の薬を出されるがどれもあまり効果がみられなかった。それでもやめてしまうと発作の回数が増えるかもしれないと言われ、診断直後から投薬を受け続ける。
担当医に交渉し続け、7種類の薬のうち効いている可能性があるとされる2種類の薬以外を止め、様々な療法を試してきた。脳性まひとは診断されていないがアイコンタクトはなく、言葉も発することはなく、手足は動かすことはできるが何かを持ったり自力で座ったり立ったりなど自立が難しい状態。眼は斜視ぎみで覚醒している時が少ない状態。


スタート時:薬を飲み続けても日に8回~10回の癲癇の発作が毎日あった。

1か月後:発作が日に2~3度に減ってきた。

2か月後:生後2か月で癲癇の発作が出て以来、初めて一度の発作のない日があった。

3か月後:大分覚醒していることが多くなってきた。(覚醒時は眼が斜視にならずしっかりとしている)
:フォローアップに学校に来ているときにママの顔をじっと見つめていることにママ自身が気
づき、パパと一緒に大変喜ばれていました。


パパ、ママと叔母さんの3名でホームトレーニングを学ばれ、3か月ごとのフォローアップを継続中。

普段はママが顔と手を担当し、パパが足を担当。叔母さんもよくホームトレーニングを行いにいらしているそうです。

覚醒時が増えてきたことで、
覚醒した時の顔つきもしっかりとし、眼力もあるようになってきました。

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